日商簿記2級の試験内容とその対策!

日商簿記の難易度を検証する上で欠かせないのが試験問題となります。2級と3級では試験科目が異なり、3級は商業簿記だけで、2級では商業簿記と工業簿記の2科目になります。

2級の商業簿記は3級の商業簿記にプラスαの問題が出題され、工業簿記は普段馴染みのない科目だと思いますので、これから受験勉強する方は戸惑うことも多いと思います。
まずはこれらの科目とはどのような内容か?又何処にポイントを置いて勉強していけば良いのか?簡単に説明していきますので、まずは何となくでも良いのでイメージを掴むことからはじめてください。詳しくは実際に勉強していく上で理解できてきます。

商業簿記とは?

商業簿記とは一番オーソドックスで一般簿記とも言われています。どのような内容なのか?
例えばあなたが八百屋さんを経営する場合、野菜を仕入れて、販売しなければなります。そして、販売して売れた野菜の売上から仕入れた野菜の代金を引きあなたの給料となります。細かくいえばもっと複雑になりますが、このような一連の経営活動を帳簿に記入する方式が商業簿記となります。

学習のポイントを説明していくと貸借対処表や損益計算書と言う表に今までの経営活動の記録を記入しなければなりません。そこに記入するためにまず仕分けをしていきます。その仕分けにはルールがあります。そのルールは、資産→借方、負債→貸方、資本→貸方、収益→貸方、費用→借方となります。まずはこれを覚える必要があります。そして勘定科目ごとに分類できるようになればよいでしょう。

工業簿記とは?

工業簿記とは、一言で言えば製造に関しての記入方式となります。つまり商業簿記は商品そのものを仕入れて販売することを指しますか、工業簿記は材料を仕入れて製品を作り販売する一連の経営活動を記録する際に利用します。その目的は主に一つの製品を製造するにかかる
材料費、賃金などの労務費、減価償却費などの経費から算出する原価計算を主体としております。
ですから学習のポイントは原価計算の仕組みを覚えることからはじめてください。

又原価計算する際の仕分けをわかりやすくスムーズにしてくれる勘定連絡図も覚えることが大切です。勘定連絡図とは言葉で説明するのは難しいですが、工業簿記は、前述しますが材料を仕入れて製造し販売するという一連の流れを記録します。このため、材料勘定、賃金勘定、経費勘定、仕掛品勘定などといった各勘定間のつながりが生じます。

たとえば材料費や労務費、経費に関して直接費は消費されると直接、仕掛品勘定へ振り替えられます。間接費はいったん製造間接費勘定に振り替えられ、そこから仕掛品勘定に振り替えられます。その後製品が完成すると、仕掛品勘定から製品勘定へ振り替えられます。このように一連の勘定の流れを記した図を勘定連絡図といいます。

勉強したことのない方は何のことだかまだ理解できないと思います。しかし今の段階で理解する必要はありません。勘定連絡図があると言うことだけを覚えておいて下さい。勉強して行くうちに少しずつ理解できるようになります。工業簿記を苦手としている受験生が多いのですが一度理解できれば満点も十分にねらえる科目です。この工業簿記が日商簿記2級に合格する為の鍵になりますので、しっかりと勉強してください。
試験科目のイメージが出来たら次にどのような勉強スタイルで学習するか考えて行きます。